制御線について

動作モードに RS232C が含まれている場合は、制御線インジケータが表示されます。

制御線インジケータ
RxD 受信時に点灯(緑)します。
TxD 送信時に点灯(緑)します。
CD 受信キャリアを検出すると点灯(緑)します。
CTS 送信可。
DSR データ・セット・レディ。接続先が受信可能な場合に点灯(緑)します。
ERR 通信エラーが発生した場合に点灯(赤)します。

略号とピン番号

下記の表は、9ピンと25ピンDsubコネクタの制御線(信号線)略号とピン番号です。
(9ピンに該当する信号線略号のみ記載しています)

9ピン 25ピン JIS略号 慣用略号 名称
1 8 CD DCD 受信キャリア検出
2 3 RD RxD 受信データ
3 2 SD TxD 送信データ
4 20 ER DTR データ端末レディ
5 7 SG GND 信号用接地
6 6 DR DSR データセットレディ
7 4 RS RTS 送信要求
8 5 CS CTS 送信可
9 22 CI RI 被呼表示

クロスケーブルとインターリンクケーブル

市販の9ピンのクロスケーブルとインターリンクケーブルの結線例です。

結線例

Stabilizer ではシリアルポートをオープンすると、DTR と RTS を ON にします。
上記のクロスケーブルで接続した場合、相手側のシリアルポートがオープンしていない状態では、 RTS と CTS が接続されているので、制御線インジケータの「CTS」のみが点灯します。 相手側のシリアルポートがオープンすると、「CD、CTS、DSR」が点灯します。
上記のインターリンクケーブル結線の場合は、Stabilizer での送受信は可能ですが「CD」は点灯しません。